数年保管して後に設置しても基本的に大丈夫
「エアコンを数年間保管した後に取り付けたいんですけど、大丈夫ですか?」という質問をされることも少なくありません。結論、適切に保管してれば大きな問題はないと思います。
保管する上での注意点や保管方法について解説しますので参考にしてください、
保管する際の注意点
①取り外し業者に伝える
取り外したエアコンを保管する予定の際はそのことを取り外し作業する業者さんに伝えるとより安心して保管できると思います。
エアコンを取り外すと一言に言っても、エアコンの養生や各所の処理をどのようにやるかは業者さんそれぞれ。簡単に養生されたばかりに保管中にチリやゴミが混入したりする可能性などもあります。事前に「数年間保管しておく予定です」と伝えておけばより丁寧な作業をしてもらえる可能性が高くなります。
②夏は乾燥させてから
冷房使用する夏は室内機内部に水が多量に残っていることがあります。取り外し後に水もある程度は出せますが、完全に出すことはできません。必ず取り外し工事前後に乾燥させてから保管する袋や箱に入れましょう。水分が残っていると保管期間中にカビが発生してしまいます。
③盗まれないように
ニュースでもやっていますが、室外機を盗まれる事件が起きています。室内機を家内にて保管する人はほとんどだと思いますが、可能でsあれば室外機も家内または裏庭等の目立たない場所に置いておきましょう。
実際に2台の室外機を盗まれ、手元に残ったのは2台の室内機だけというお客様もいました。
保管方法
- ①業者に保管する旨を伝え、取り外してもらう。
- ②内部まで乾燥させた室内機は袋に入れ横向きで保管。室外機は立てた状態で保管※なるべく乾燥した場所。
- ③リモコンは液漏れを起こす可能性があるので電池を抜い保管。
基本的に気をつけなければいけないのは水分・湿気です。雨に当たるような場所はもちろん、高温多湿になる場所での保管は避けてください。
保管期間について
「これ以上保管しちゃダメ」というのはないですが、長くても2〜3年くらいが妥当だと思います。
一度使用したエアコンを取り外し保管しておくと冷媒ガスと一緒に循環しているオイルが劣化(酸化)し再度設置した時に劣化したオイルが悪さをすることも考えられます。この影響がどれくらいでるかは誰にもわかりませんので、正直、運です。
「保管期間中にガスが漏れてしまうのでは?」と思われる方も多いですが、経験上保管期間中にガスが抜けてしまうということはほぼないように思います。ただし、DIYなどで取り外しを行った場合などで適切に取り外しができていない時に漏れてしまうこともあります。専門業者に適切に取り外してもらった上で保管しておきましょう。
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