エアコン取り付け時、配管カバーってつける必要ある？

配管カバーって取り付ける必要ある？

室内配管カバー

室内配管カバーをつける目的の99%は見た目をよくするため。

つまり、見た目が気にならなければ施工する必要はありません。戸建では基本的に配管はエアコン裏に隠れるので表に見えることはほとんどありませんが、マンションなどの集合住宅では配管穴をエアコンを設置する場所が離れるのでその間に配管が露出することになります。設置状況によってこの配管が目立つため室内配管カバーの施工を希望される方は多いです。

室内配管カバーの施工は技術的にも難しく（硬い銅管を曲げていくため）施工費用も高くなります。持ち家でしたら長く住むので多少高くても施工した方がいいと思いますが、賃貸の場合にはよく検討した方がいいです。なお、賃貸の場合にはエアコン設置は許可されていても配管カバーの施工については禁止さsれている住宅もあるので管理会社やオーナーへ確認しておいた方がいいでしょう。

室外配管カバー

室内配管カバーとは異なり、見た目をよくするという役割だけでなく、配管保護の役割があります。

配管カバーをしないと紫外線や雨に晒されることになり、数年後に見た目的にもボロボロになることも珍しくありません。また保温材の劣化が進むことで機能的にも影響されます。直射日光に当たる場所、人目につくような場所では配管カバーをつけた方がいいと思います。

特にエアコン買い替え時に配管交換が難しい場合（高所作業が狭小作業が伴うなど）には、配管を使いまわして新しいエアコンを設置することもあるので長期的に配管を使うことが予想される場合にはカバーを施工した方がお得なケースもあります。

配管カバーは後付けできる？

基本的にエアコンを設置した後に配管カバーをつけることはできません。全体の数％くらいはエアコンから配管を取り外さなくても配管カバーを施工できますが、その他は一度エアコンから配管を取り外し、カバーをつけて、再度配管を接続し直すという作業が必要です（工事費用も高くつく）。

「業者の見積もりが高いから」という理由でエアコンを設置してもらった後にDIYでカバーを取り付けようとする人もいますが、できない（できたとしても綺麗にはできない）と思った方がいいです。

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