エアコン取り外しは電気の解約前に
引越しなどでエアコンを取り外す必要がある時は電力会社との電気解約日前に工事を済ませてください。
引越し時のエアコン取り外し工事の際、電気が使えないと予定していた日にエアコンを取り外せず、退去日になってしまったというようなトラブルも実際にあります。「取り外すだけなのに電気必要なの?」って思われる方も意外と多いので、説明します。
ポンプダウンする必要がある
エアコンが冷暖房効果を発揮するのは室内機、室外機、それらをつなぐ配管内に冷媒ガスが入っているからです。エアコンを取り外す際にはこの冷媒ガスを室外機に回収してから室内機や配管を取り外していきます。室外機に冷媒ガスを回収(戻す)作業をポンプダウンと言います。
ポンプダウンはエアコンを稼働させながら行う必要があるため、電源が必要。つまり、電源がないとエアコンを稼働させることが出来ずにポンプダウンも出来ない、ガスが回収できないので室内機も配管も外せないというわけです。
もし電気を解約してしまったら
年に何人かはエアコンを取り外す前に電気を解約してしまう方に出会います。その場合、とる方法は基本的に2パターン。
- ①電力会社に連絡をし当日のみ(または短期)で電気を使えるようにしてもらう
- ②近所の方の家から電源を貸してもらう
①の方法ですと復旧まで時間がかかる(早い時もある)ので予定していたエアコン取り外し日に申請してもその日にエアコンを取り外せるかは状況次第。復旧まで早くても30分、長いと数時間待たされることもあるので基本的には別日での対応となるケースが多いです。事前にわかっていればエアコン工事日に合わせて申請しておきましょう。
そして、近所付き合いがある方なら②の方法ですぐに解決します。「電源を貸してもらう」というと大げさですが、近所の家から延長コードで電気を持ってくるだけです。
なお、例外として、完全に冷媒ガスが抜けきってしまっているエアコンは回収する冷媒ガスもないので電気が使えなくても取り外すことが可能です。
取り外し工事だけでも承ります。
衛生空調アンジョウはエアコン取り外し工事だけでも承ります。宇都宮市、栃木市を中心にその周辺地域対応しております。お客様直受け、下請けなし、責任を持って対応、作業させていただきます。お見積もりや作業ご希望の方は問い合わせフォームよりご相談ください。→エアコン取り外し工事詳細をみる